エレクトロニクス悩みの種4M変更とは?
電子部品を作る環境も進化しています
最先端の製品の内側ではたらく、どんどん進化していく電子部品たち...
実はそれらを「つくる」環境もさりげなく進化しています。
製品の品質は企業の生命線
"4M変更"という言葉は、ものづくりに携わる人達は必ず聞いたことがあるでしょう。
製品の品質をきちんと管理するために、製造に関わる変更点を明確に洗い出し、把握する手法のひとつです。
"4M"とは4つの単語を意味します
Man (人) 現場で製造に携わるスタッフ
Machine (機械) 製品の製造に使われる機械
Method (方法) 製品を製造する方法
Material (材料) 製品に使われる材料
4つの要素の一つ一つの変更をきちんと管理することで、製品の不具合を予防し、万が一の異常にもすぐに原因を洗い出せるようにする...というのが、4M変更管理の目的です。
ものづくりの現場では工場が変わったり、材料が変わったり、製造にあたっての決まり事や製品の仕様が変わったり...ということがよくあります。
製品の品質は企業の生命線です。
時に人命や生活に関わるほど重要な製品の機能を左右するエレクトロニクスの世界ではそうした要因変更をきちんと把握し、管理することはとても大切なことなのです。
そうした変更について製品を使っているお客様へお知らせし、お客様の製品の品質が守られるようお手伝いすることが現代のエレクトロニクスメーカーや商社に求められる役割のひとつです。
しかし、何千、何百とあるエレクトロニクスメーカーの製品全てについて4M変更を把握し、それを使っているお客様にお知らせするのは想像するだけでかなり骨が折れる仕事ですよね...
エレクトロニクス業界でも毎日のように届く仕様変更や4M変更文書に思わず溜息が出る方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
それを解決するのが弊社の「情報管理課」という専門部署です。