エレクトロニクス悩みの種製品の環境調査を頼まれた!
環境対策に関する世界の眼は年々厳しくなっています
電子部品は日々進化している...と先に説明しましたが、単に小さくなったり賢くなったりしているだけではなく、目立たないながらも昔より確実に進化しているところがあります。
それは「環境にやさしくなっている」という部分です。
環境に悪いモノは使われていないか?
電子部品を使って作られた製品もいつかその役目を終えるときが必ず来ます。
いわゆる産業廃棄物となって処理されるとき、周辺の環境に影響を及ぼすような危険な物質が出てしまったら...
環境にやさしい"ものづくり"
製品をつくるにはその廃棄の時までを考え、出来る限り環境にやさしく、有害なものを出さないように材料選定し設計する!ということも念頭に置かなければなりません。
現在のように環境に関する法令が整備されていなかった時代はそうした側面の対策が甘く、ものづくり産業によって後世にまで影響を及ぼすような環境・人的被害が引き起こされたこともあります。
そうしたことを繰り返さないよう、環境対策に関する世界の眼は年々厳しくなっています。
コンデンサ一つに至るまで、「環境に悪いモノは使われていないか?」という事を考えなければ製品を作れない時代になっています。